はいさい!
てぃーだ石垣島伊波です。
石垣島にはいくつかの鍾乳洞があるのをご存知ですか?そもそも鍾乳洞ってなにか知っていますか。
鍾乳洞とは、海底でサンゴなどが堆積してできた石灰岩が、地殻変動によって地上に隆起し、長い歳月を通して雨水や地下水に侵食されてでき上がった洞窟のことを言います。
石垣島にはこの鍾乳洞が存在します。そこで今回は、サビチ鍾乳洞をご紹介します。
この鍾乳洞は、石垣島が出来た3億7000万年前に海底より浮上したといわれており、日本では珍しく「海に抜ける鍾乳洞」として知られています。
入口から約10分程歩いた先には、それはそれは美しいエメラルドグリーンの海が視界いっぱいを覆います。
干潮時には海へ抜けて行けますが、満潮時は難しい時もあり、潮の満ち引きを確認していくとさらに楽しめます。
海底でつくられた鍾乳洞なので貝の化石などが良く見つかります。
サイズ感では石垣島の代表的な鍾乳洞、石垣島鍾乳洞には劣りますが、洞窟内から見る景色や海への出口にある神が宿る岩と呼ばれるパワースポットなど魅力的なポイントが満載です。
洞窟内はさまざまな形の石筍(せきじゅん)と石柱があり、鍾乳洞と相まって神秘的な雰囲気です。
洞窟内の入り口には大ウナギがいるといわれる池があったり、昔利用していた塩漬けにして豚肉を保存するための八重山焼きの壺や瓶が置かれています。
そんな魅力あふれるサビチ鍾乳洞へのアクセスは、車で新石垣空港から約20分ほど、離島ターミナル、市街地から約40分の場所に位置しています。
県道206号線沿いを走っていると、”サビチ鍾乳洞”と記載された看板があるので迷うことはありません。案内板に従い海と反対側の道へと入り、道なりを走ると無料の駐車場に到着します。バスの場合、「平野線」または「一周線」に乗って約75分、「伊原間」で下車し、徒歩約20分です。
みなさんもパワースポットでもある鍾乳洞へ行って癒されてみてはいかがですか。
今回は、サビチ鍾乳洞のお話しでした。