はいさい!
てぃーだ石垣島の伊波です。
さて、石垣島では一足先に梅雨が始まっています。梅雨の時期はなんだか気持ちもどんよりしますよね。
しかし!こんな時の時より覗く太陽の光が一段と幸せな気分にさせてくれます。海に囲まれた石垣島は、島全体が湿気に包まれて、湿度がとんでもないことになってます。
梅雨が来たというこうとは、もうすぐ待ちに待った暑い夏が来るということでもあります。せっかく南の国石垣島に行ったのに、生憎の雨で海では遊べない…観光もできない、どうしようという時のために、雨の日でも楽しめる石垣島の過ごし方をご紹介したいと思います。
雨の日でも楽しめる、オススメの過ごし方は、シーサー作りです。
これは私と奥さんで作ったシーサーです…笑
シーサー作りは、室内で行われるので、外が雨でも大丈夫。海で遊んだり、観光地に行って観光するのもいいですが、室内で冷んやりとした粘土を触りながら作るシーサー作りもいいですよ。大人になってから粘土で工作した記憶ありますか? どんなシーサーにしようか考えながら粘土を触る時間は、なんだか幼少期に戻った気持ちになり、わくわくしてきますし、懐かしい気持ちにさせてくれます。
そもそもシーサーってなにか知ってますか。シーサーについても少しお話します。
石垣島の初めてのシーサーは1689年に沖縄本島南部の東風平にある石製の獅子像で、富盛村落で火事が多発しており、これを防ぐために風水師に相談し村を守る目的で作られた守り神だったようです。
現在は、沖縄県八重瀬町富盛にあり「富盛の石彫大獅子(ともりのいしぼりうふじし)」として県の文化財にも指定され、高さは1.4メートル、全長は1.7メートル程の大きさです。当初は1体で設置されていたようですが、阿吽像一対で置かれることが多くなりました。一説には雌雄一対でそれぞれの役割をもつという話もあります。
城の門や、御獄、村落の出入り口などに置かれていたシーサーですが、明治以降から家々の屋根、門の上など諸説ありますが、シーサーには性別や置き方があります。
口が空いているのが「オス」口が閉じているのが「メス」です。
「オス」が福を招き入れ、「メス」が災難を家に入れないという役割を持つとされています。また、オスが招き入れた福をメスが逃さないという説もあります。
対でおく場合は、オスが「右」メスが「左」が正しいとされています。また魔物は人の通る道を歩く為、人が通る方に向けておくのが良いとされています。他にも屋根の上に設置する時は口の空いたシーサーを一体だけ設置することが良いなど、様々な決まりがあるようです。
シーサーの歴史を知って、作るとまた違った思い出す来ることができそうです。夫婦やカップルで作る場合には、口の空いているオスと口の閉じているメスを作ってみてはいかがでしょうか。
最後に、シーサーを石垣島で作り、できたシーサーを自宅に持ち帰れば、自宅にいながらいつでも石垣島を思い出すことができます。作っていた時の様子や、石垣島でみた美しい景色、エメラルドグリーの海を自宅にいながら、いつまでも思い出すこともでき、守り神として家庭を守ってくれるシーサーを是非作ってみてはいかがでしょうか。
今回は、梅雨の時期でも楽しめる石垣島の過ごし方をご紹介しました。石垣島は、いつ行っても楽しみ方は無限大です!
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